日常業務でよくある悩み

介護に関する実情や問題がテレビやネットで頻繁に取り上げられています。介護には施設ケアスタッフだけでなくホームヘルパーなど複数の職種が当然ながら存在します。
その中でも、要介護者の要望を聞き、ケアプランを立てる役割を担っているのがケアマネです。要介護者のみならず、現場の人間からもクレームが来ることがあり、ストレス過多な状態に陥りやすいことが言われています。

そんなケアマネが感じるストレスは大きく3つ。
一つ目は、介護者家族から感じるストレスです。介護者に関する要介護度の判定やサービス内容についてのクレームだけでなく、嫁姑問題に巻き込まれる、介護者家族が無関心など介護者を取り巻く環境に自身の仕事が大きく左右されてしまいます。
ケアマネは複数の介護者を担当するので介護者が増えるほど心労は大きくなりがちでしょう。

二つ目は、行政の仕組みに関するストレスです。介護者も当然人間なので行政の決まりごとで簡単に線引きできるものではありません。介護者により良いサービスを受けていただきたいと思う一方で思うようなサービス判定(要介護度)の判定ができないこともあります。

三つ目は職場の人間関係です。ケアマネは仕事の中心が事務所ということが多くなってきます。また職場を構成する人間も女性中心です。女性といっても子育て中の女性から中年の女性まで様々です。よく言われる派閥やグループといったものはよくあることです。
仕事でミスをした時のフォローなども、グループにいるかで全く違ってきたりします。ややこしいトラブルに巻き込まれないためには、なるべく中立な立場にいるよう心掛ける必要が出てくるでしょう。

これらのストレスを上手く乗り切ることが、仕事を続けるカギになります。それぞれ対応法を考えて、快適に働けるよう地道に努力することが大切です。